経絡鍼

【もくじ】

局所鍼治療と経絡鍼治療の違いとは
岐阜ボディメンテナンス池下接骨院・整体院　経絡鍼治療
よくある質問

＜局所鍼治療と経絡鍼治療の違いとは＞

鍼灸にも色々な考え方があり、施術方法も様々です。

＜＜西洋医学的な考え方の鍼灸＞＞

肩が痛い、腰が痛いなど筋肉や関節などに起こる不調に対して、筋肉に深く刺し、刺激を与える、症状を聞いてその症状に効くツボに鍼をするいわゆる対症療法的な施術です。局所鍼治療は西洋医学的な考えです。

＜＜東洋医学的な考え方の鍼灸＞＞

経絡鍼は東洋医学的な考えのもとに治療しているものです。
東洋医学的な考え方の鍼灸は、“気”という考えです。“気”とは生命エネルギーであり、身体の様々な経絡を巡っています。“気”の流れが悪くなると経絡のバランスが崩れ、病気にかかりやすくなってしまいます。

経絡のバランスの崩れにより病気が生まれ、症状を引き起こしてしまっている状態を、生命力を高めることによって、心身を元気な状態に戻してあげることを目的とした施術を経絡鍼治療と言います。

▪■経絡鍼治療の特徴■▪

経絡鍼治療で使用する鍼は、髪の毛程の極めて細い鍼で、全身の気血の調整をしていきます。そのため、痛みは無く心地の良いものになっています。

◇気血とは・・・
身体を昼夜休むことなく運行し、生体の成長、発育、疲労回復、病的変化の排除や生殖作用などの様々な生命活動を司る生命的エネルギーのことです。

経絡鍼治療は気血の調整を行なうことで、人間が本来持っている生命力を強化し、体質を改善していくことを目的としています。
そのため、個々の疾患に効くのみでなく、同時に存在している症状や合併症にも総合的に効果がみられます。

例えば・・・

肩こりがひどいということで治療されていた方が、経絡鍼の治療によって
他にも「夜よく眠れるようになった」「体のだるさが無くなった」「血圧が下がった」「便通が良くなった」「冷えのぼせが無くなった」などの効果が表れてくることがあるのです。

この様に、生命力を強化する気血の調整により、人間が元来持っている病を治す力(自然治癒力)を高めて、結果的に身体全体の症状を消し去っていこうというものが経絡鍼治療です。

＜岐阜　ボディメンテナンス池下接骨院・整体院　経絡鍼治療＞

①問診
まず患者様のお身体の状態を詳しく伺います。そして、患者様１人１人にあった施術を適切に行っていきます。

②脈診
これが局所鍼と経絡鍼との大きな違いになります！
経絡鍼では、手首の脈拍を診て、拍動の強さや早さ・浮き沈みなどを検査し、お身体の状態をきちんと観察していきます。

③治療
お身体の状態を観察した後に、症状に合わせて経穴（ツボ）に鍼を打っていきます。
まず仰向けになっていただき、手から肘周辺、足先から膝周辺の経穴（ツボ）に鍼を打ちます。次にうつ伏せになっていただき、背中や肩、足に刺鍼していきます。
半袖・半ズボンなども準備しておりますので、お着替えが必要な方はお申し付けください。

④脈診
治療後の脈を診て、変化を観察します。

⑤説明・アドバイス
お身体の状態の説明や今後気を付けていただきたいことやアドバイスなどをお話しさせていただきます。
また、分からないことや気になったことなどありましたら、お気軽におっしゃってください。

＜よくある質問＞

◆鍼だけで治りますか？
当院では急性の炎症や慢性的な筋肉のコリ・張りを改善することができる局所治療、自律神経系・内臓系・婦人科系疾患などを改善できる経絡治療をすることができます。その為、体の外面と内面の両方からの治療が、可能になります。さらに、それに加え、当院の骨盤矯正や電気治療などを併用することで症状の早期改善が期待できます。

◆鍼治療って痛いですか？
当院で使用する鍼は髪の毛ほどの鍼を使用している為、注射のような痛みはございません。症状によっては、鍼特有の響きを感じる場合もございます。

◆鍼は使い捨てですか？
はい。鍼は完全滅菌の使い捨て（ディスポーサブル）ですので、感染症の危険は全くありません。ですのでご安心して施術を受けていただけます。

◆現在、内科の病院に通院しているのですが、鍼との併用は問題ないですか？
問題ありません。
内科的な疾患にも鍼はかなり効果的です。

◆副作用のようなものはありませんか？
鍼灸治療は身体に優しい治療で、副作用はありません。ただ、「瞑眩（めんげん）」（好転反応）と言われるもので、治っていく過程で少しだけ身体のダルさが出たりすることもあります。その反応にも個人差がありますので、詳しくは直接スタッフがご説明させて頂きます。鍼灸治療では、自然治癒力を高めることができます。

◆運動やお風呂は大丈夫でしょうか？
特に問題はございませんが、施術前後30分は控えていただくことが望ましいです。
控えていただくことで、鍼治療効果アップにつながります。

◆妊娠中、鍼をしても大丈夫でしょうか？
経穴と呼ばれるツボを使用する事により、妊娠による悪阻や逆子、腰痛や頭痛に対して鍼は効果が期待できます。