<足底腱膜炎とは>
足底腱膜とは足の裏にある腱膜のことで、土踏まずを保持し地面からの衝撃を吸収するクッションの役割があります。
【足底腱膜炎】とはその足底腱膜に起こる炎症で主にランニングが趣味の方や立ったり歩いたりする動作の多い中高年の方に多い症状です。
また、若い方でもスポーツ選手や立ちっぱなしの仕事をしている方もなりやすいです。
特に、剣道・卓球・陸上のスポーツは、「足の裏に繰り返し強い衝撃を与え続ける」競技となるので、強い衝撃によって足裏の筋肉が硬くなり痛みが起きやすくなってしまいます。
また、肥満などで歩行時や起立時に常に足に負荷がかかっている方も注意が必要です。
日常生活による疲労の蓄積の観点から、長時間歩き続ける営業マンや長時間立ち続ける受付のような仕事をしている方、子育て中の方、引っ越し屋さんなど重さのあるものを持って生活している方にも見られる症状です。
足底腱膜炎は、足底腱膜に痛みが現れる場合と、足底腱膜の付着部である踵に痛みが現れる場合とがあります。
<足底腱膜炎はなぜ起こるの?>
足裏に疲労が蓄積していくと足の動きが悪くなり、その状態で動き続けるとどんどん筋肉が硬くなっていきます。
足底腱膜炎の原因は、この硬い筋肉を動かし続けることでかかる過剰な負荷で、これが痛みを起こしてしまいます。
また、足底腱膜自体に炎症が起こっていなくても、足底やふくらはぎの筋肉の血流が悪くなっていることが原因となる場合があります。
血流が悪くなった状態では、筋肉に必要な酸素や栄養素が行き届かなくなり、筋肉が酸欠状態になってしまいます。
酸欠になった筋肉は柔軟性のない硬い状態になるため付着部に牽引力を与え炎症を起こしてしまうのです。
<岐阜 ボディメンテナンス池下整骨院・整体院 足底腱膜炎の施術法>
足底腱膜炎は、炎症症状(腫れ・熱感)があるうちはアイシングや安静が大切です。しかしながら、足底腱膜炎は日常生活での負担が原因となって起こるので、原因となっている筋肉そのものの状態を改善していくことが必要となってきます。
①問診・検査
足裏の痛みがでている箇所の原因を問診や検査により、医学的観点から明確にしていきます。
そして痛みが生じる足裏だけの検査だけでなく、全身の骨格や筋肉、関節などを診て痛みの有無や動きを把握していきます。
②治療
足裏のアーチなど痛めている箇所には電気治療なども行っていきます。また、筋肉に必要な酸素や栄養素を送り込むために筋肉の血流を改善することが必要になってきます。
そのために、ボディメンテナンス池下整骨院・整体院で行っている鍼治療なども併用して行ったりしていきます。
炎症が強い、または慢性化している際は、患者様の症状や生活環境に合わせてテーピングやサポーターなどもしていきます。
局所的な治療はもちろん、全身の骨格や筋肉を診て治療していくことにより、より治りやすい身体づくりをしていくことが可能です。
足底は日常生活を送る中で休めることは難しいので、患者様の症状に合わせ自宅で出来るケア方法なども丁寧にお伝えしていきます。
足底の痛みや違和感でお困りの方は、ボディメンテナンス池下整骨院・整体院へご相談ください。
ボディメンテナンス池下整骨院・整体院スタッフ一同全力でサポートさせて頂きます!!
<Q&A>
①質問・・・どのような人がなりやすいですか?
①回答・・・スポーツによるオーバーユース、立ち仕事や肥満による加重、足に合わない靴、偏平足、外反母趾、加齢などが原因となります。
②質問・・・日常生活で気を付けることはありますか?
②回答・・・ストレッチや歩き方、姿勢に気を付けることで治癒に繋がります。