<鵞足炎とは>
<鵞足炎>とは・・・
半腱様筋・薄筋・縫工筋という3つの筋肉が束なった「鵞足(がそく)」と呼ばれる膝の内側に痛みがあらわれるスポーツ障害です。
鵞足は、ハムストリングや内転筋などの筋肉にもつながっています。
スポーツでの負担(走る・ジャンプなど)の蓄積、階段の上り下りなどの生活での負担によって鵞足部に炎症が起きます。
熱感や腫れを感じることもあり、膝を曲げ伸ばしする動作で鵞足部に負荷が加わり、擦れたりすることによって炎症が起きやすく、痛みが出てしまいます。
悪化してしまった場合は、安静にしていても膝の内側の部位にズキズキと疼くような痛みがあらわれます。
鵞足炎が多く発症するスポーツは、マラソン、サッカー、バレーボール、バスケットボール、野球、テニスと言われています。
<鵞足炎はなぜ起こるの?>
鵞足炎はスポーツや仕事、農業などで繰り返し膝の曲げ伸ばしをする方に多くなっています。
しかし、同じようにスポーツ、仕事や農業を行ったとしても、この鵞足炎になる方とならない方がいらっしゃるのは何故なのでしょうか??
実は鵞足炎になりやすい方となりにくい方がいらっしゃるのです。
<<鵞足炎になりやすい方の特徴>>
ずばり「足関節や股関節に捻じれがある方」です。
足関節や股関節に捻じれがあると、普段の足の使い方が悪くなってしまいます。
筋肉は骨盤から股関節、膝関節とをまたいで付着しているので、その各関節の動きに異常があると筋肉に負荷がかかってしまい痛みにつながります。
また、歩いたり、走ったりする時に膝が内側に寄っている方は鵞足炎になりやすいといわれています。
【チェック!!】
>>一度、ご自身の足を見てみて下さい。
踵やアキレス腱が内側になっていませんか?
また、スネ(脛骨)が大腿骨に対して内側に捻じれていませんか?
これらが当てはまる方は、X脚気味になっていると考えられます。
このように踵が内側に入ってしまっている状態や、X脚のように足が捻じれてしまっている状態だと、体重を上手く支えることができなくなり、かばったような姿勢になってしまいます。
そして、身体の各関節が正常に働くことができなくなっているのです。
このような姿勢になると膝関節をどうしても酷使してしまうので、「鵞足炎」になりやすい条件が揃ってしまうといえます。
<鵞足炎を放っておくとどうなるの?>
鵞足炎は治療せず放っておくと、痛みや症状が悪化してしまう危険があります。
鵞足炎の根本的な原因は関節の歪みや姿勢の乱れです。
そのため、根本となる姿勢や関節の歪みを正しい位置に戻して、膝関節内側の鵞足の部分に負担をかけない姿勢づくりをすることが大切になってきます。逆にこの関節の乱れや姿勢の乱れを放っておくと、身体が姿勢を正常に保とうとし、バランスを取ろうとすることで、筋肉に負担がかかってしまいます。
そうすると、股関節や膝関節、足関節の周囲の筋肉が緊張して、鵞足炎の誘発につながってきます。
つまり鵞足炎を疑った場合は、そのままにせず、早期から適切な治療を受けることが重要になってくるのです。
<岐阜 ボディメンテナンス池下整体院・整体院 鵞足炎の施術法>
鵞足に関係する「半腱様筋・薄筋・縫工筋」3つの筋肉はもちろん、その筋肉になぜ負担がかかってしまっているのかを明らかにするため、関節の動きや歪みなども検査を行っていきながら治療をしていきます。
体を根本から構成するのは「骨格」や「骨盤」です。骨盤が歪んでしまうと、いくら筋肉に対して鵞足炎に有効な施術を行ってもその時は良くてもすぐに辛い鵞足炎の状態に戻ってしまいます。
それを防ぐためにボディメンテナンス池下整体院・整体院では、根本の骨盤からしっかりと見直します。
鵞足炎は、放っておくとますます症状が悪化してしまいます。
痛みなくスポーツができるよう、日常生活を過ごせるよう、早めの治療がとても大切になってきます。
鵞足炎でお悩みの方は、お早目にボディメンテナンス池下整体院・整体院へご相談ください!!
<Q&A>
①質問・・・どのような施術を行いますか?
①回答・・・膝に付着する筋肉の緊張を取り、痛みを出している患部の炎症を取る炎症鎮痛効果のある施術や電気療法を行っております。また痛みがかからないようにするためのテーピッグなども行っております。
②質問・・・どんな人がなりやすいですか?
②回答・・・主な原因は、オーバーユースです。野球、サッカー、陸上競技、バスケットボール、水泳など脚を外側に捻る動作を頻繁に行うスポーツにみられます。
<名古屋市千種区池下 ボディメンテナンス池下整骨院・整体院>
<施術の流れ>
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