<足関節捻挫とは>
【足関節捻挫】は、スポーツや日常生活で足を変な向きに捻ってしまった事により、足の関節を構成している靭帯や関節包などが損傷してしまう事です。
関節部分の血管が傷つく内出血や腫れなどの症状が起こります。
捻挫は身体のどの部位でも起こる可能性がある怪我ですが、足関節捻挫は身体の中で最も多く発生します。特に内に捻る内返し捻挫が多く見られます。
■内返し捻挫をすると
足首の外側に腫れ、場合によっては内出血をすることもあります。
■外返し捻挫をすると
内側に腫れ、内出血が起こります。
足関節捻挫は、急性外傷としては最も頻度が高く、靭帯断裂や骨折などが起こることもある重症度の高いケガなのです。
▪■足関節捻挫はなぜ起こるの?■▪
スポーツや日常生活の中でも、急に負荷が加わったり、些細なことで怪我をしてしまうことはよくある事です。ただ、体の関節の動きが悪い状態のままスポーツや日常生活を送っていることで、怪我をしやすいと言われています。
つまり症状を我慢して放置することで捻挫をする確率も高くなってしまうのです。
▪■足関節捻挫を放っておくとどうなるの?■▪
整形外科や病院などの医療機関のレントゲン検査を行って、「骨に異常はない」と診断されたときでも、「あくまでも骨折はしていない」という意味であって、筋肉・関節・靭帯などの軟部組織は損傷している事は多いにあり得るのです。
捻挫をすると
中で出血を引き起こす
→たんぱく質が流れ、筋肉が固まって、他の健康な筋肉まで影響を及ぼす
→怪我は悪化
→損傷部がかさぶたの様な固まった組織になる
このようなことが起こる可能性があるのです!
そのため、最も重要なのは早めに適切な治療を受けることです。
早期に治療をおこなわず、症状を我慢すれば、痛めた筋肉・関節・靭帯などの軟部組織が完全に治らずに慢性化し、軟部組織の強度や柔軟性等の機能が低下した状態になるだけではなく、身体のバランスが崩れ他の部位にも影響を及ぼすことも考えられます。
このような状態になってしまうと、本来ならば耐えられる外力に対しても、耐えられず、再負傷しやすくなってしまいます。後遺症という形で、長年付き合っていく事になってしまうのです。
そのため、早期から適切な治療を受けられることをオススメします!
<岐阜 ボディメンテナンス池下整骨院・整体院 足関節捻挫の施術法>
まずはしっかりと問診をさせていただき、検査にて足関節の損傷状況を診ていきます。
また、捻挫直後は炎症反応が起こるのでRICE処置をすることが大切です。
4つの処置の頭文字をとったもので、
R(rest)休息
I(ice)患部を冷やす
C(compression)患部を圧迫する
E(elevation)挙上する
骨、靭帯や筋肉など怪我をしている組織には、早期回復の為の電気治療を行い、組織の修復、治癒力を高めていきます。
損傷部位における筋組織、靭帯組織を正常な状態にまで近づけた上でテーピングや包帯で固定もしていきます。
そして痛みが軽減してきたら自宅で出来るストレッチなどもしっかりとお伝えしていきます。その時の痛みだけを取っておわりではなく、今後も再負傷しにくい身体作りをしていきます!
足関節捻挫でお悩みの方は、お早目にボディメンテナンス池下整骨院・整体院へご相談ください!!
<Q&A>
①質問・・・テーピングをしてもらうことは可能ですか?
①回答・・・可能です。
②質問・・・温めた方がいいですか?冷やした方がいいですか?
②回答・・・初期や炎症が強い時はRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)をして固定します。炎症がある程度治まったら、筋肉をほぐすために温熱療法が有効です。